ロードスターのバック駐車は難しい?バックモニターがないロードスターでのサイドミラーとバックギアの使用感

ロードスター

ロードスター(マニュアル)でのバック駐車は難しい?初心者が感じたリアルな印象

ペーパードライバーが初めてロードスターでバック駐車した感想【実体験】

私は7年間ペーパードライバーだったのですが、思い切ってマニュアルのロードスターを購入しました。
納車の日、ドキドキしながら自宅近くの駐車場へバック駐車。全くできませんでした。
ロードスターは全長3,915mm、全幅1,735mmとコンパクトなスポーツカーです。数字で言うとピンとこないかもしれませんが、感覚的には普通車より小回りが利きます。
ただし、コンパクトだからといって「死角ゼロ」ではありません。

コンパクトなのに死角もある?ロードスター特有の視界のクセ

ロードスターは座席位置が低いですが、ボンネットの先端は形状上わかりやすいので狭い場所を曲がる際は安心して曲がることができます。しかし、後方の感覚がつかみにくいことがあります。後輪のお尻部分が大きくなっているので意外と車幅は大きく感じると思います。また、オープンカーならではの形状で、リアウィンドウが小さいため視界はほぼありません。
そのため「バック駐車は簡単そう」と思っていた私は、意外とサイドミラーに頼る時間が長くなりました。

バックモニターなしのロードスターで安全に駐車するコツ

サイドミラーの角度調整と“妥協ポイント”【実体験】

バックモニターがないロードスターでは、サイドミラーが命綱です。
ただし、走行中に合わせた角度だと、駐車時に車体の下側や後輪付近が見えにくくなります。私の足が短いからなのか足がペダルに届かないのでシートを前のほうに持ってきて運転しています。そうすると、サイドミラーが体に近くなり視界の幅が狭くなっているのではないかと思います。
そこで私がやっている方法は、サイドミラーをほんの少し下向きに調整すること。
この「少し」がポイントで、下げすぎると運転中左右後方の車や人が見えにくくなり、逆に危険です。

目視確認を忘れない!死角を減らす動き方とタイミング

サイドミラーだけでは完全に死角は消えません。
そこで私は、バックする前に一度車を止め、首をひねって後方を直接見る習慣をつけています。特に子どもや自転車が近くにいる場所では必須です。ただし、パーキングセンサーはついていますので近くに障害物や歩行者がいると警告音を出してお知らせしてくれます。
実際の手順はこんな感じです。

  1. 駐車スペースの1〜2m手前で止まる
  2. 周囲を目視で確認(後方・左右)
  3. サイドミラーで枠線や後輪付近を確認(この時、駐車スペース側のサイドミラーばかり見ていると反対側から子供や歩行者が出てきたときに対応できませんので集中しすぎないように気を付けています。)
  4. ゆっくりバックしつつ、必要に応じてまた目視

バックギアの入り方と注意点【ロードスターのマニュアル車】

1速と同じ場所だけど間違えにくい理由

ロードスター(ND型)のバックギアは、1速と同じ“左上”にあります。
「え、それ間違えて前に出ちゃうんじゃ…?」と購入前は思いましたが、実際にはバックに入れる時だけシフトレバーを押し込みながら操作する仕組みになっています。
この“押し込み”があるおかげで、慣れていなくてもまず間違えません。

ギアが入ったかを確認する“ナビ画面のメッセージ”

私はバックギアに入れたら、必ずナビ画面を確認しています。
バックモニターは付けていませんが、ギアを入れると「周囲の安全を確認してください」というメッセージが表示されます。
これが“ちゃんとバックに入った”サイン。音も出ないので、この表示が出ているかを毎回チェックするようにしています。(設定次第で音は出せるかもしれません)

ペーパードライバーでもできた!ロードスターでのバック駐車上達法

狭い駐車場での練習方法と心構え

私は最初、平日昼間のガラガラなスーパー駐車場でひたすら練習しました。
混雑していない時間帯を選べば、焦らず何度も切り返しできます。
コツはメンタル!「1回で入れようとしないこと」。2〜3回切り返す前提で入れると、精神的に楽です。
本当のコツは「へたくそが教えるマニュアル車&バックモニタなしでもできるバック駐車のコツ」で説明しています。本当に1回でできるようになりましたので是非ご覧ください。

バック駐車が楽しくなる瞬間【実体験】

ある日、混んだショッピングモールの狭い区画に一発でスッと入れられたとき、「あ、運転って楽しいな」と思いました。
マニュアルのシフト操作とサイドミラーの確認がスムーズにつながると、まるでゲームのクリアみたいな達成感があります。

まとめ

  1. ロードスターはコンパクトだけど、後方視界にはクセがある
  2. バックモニターなしならサイドミラーの調整と目視確認が必須
  3. バックギアは1速と同じ位置だが、押し込み式で間違えにくい
  4. ナビ画面の「周囲の安全を確認してください」表示が安心材料
  5. 練習は空いている駐車場で、焦らず切り返すことから

つたない文章ですが、今後も楽しみに読んでいただけると幸いです!

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